ゴールデンウィークはこれで終わりさっ!

5/1 キャパ2400のzepp diver city tokyoにHave a nice day!のワンマンライブへ行ってきた。2015年のリキッドルーム、2017年のO-eastと着実に大きくなってるハバナイが無銭ライブとはいえこの会場を単独で埋め尽くしたのはとても嬉しい。会場入りするとDJ aprilが開演前のDJでunderworldのborn slippyをかけているところだった。モッシュピットと呼ばれる空間を柵で囲んでおり、リストバンド保持者が入ることを許される場所だったが開始早々、何故私は保持者にならなかったのかと後悔することになった。ライブの盛り上がりを左右するのは音楽と演者のパフォーマンス、フロアで汗を流しながら体を躍動させる観客で、今回、モッシュピットの柵があったことでそれを境に、明らかにフィジカル面だけみれば温度差があったのだ。この温度差はまるでリストバンドをつけていないやつは程ほどに盛り上がるようにとお達しがあったのかなというレベルでもちろんそんなものはないのだけど、実際あの場にいたらその空間をモッシュピットレベルにするのは不可能に近かった。私はとてもメンタルが弱く自意識の塊みたいな人間なので近くの人が観た感じクールに決めているとそれを振り切って盛り上がれないから、気持ちと体の動きが伴わずに感じていて、だから何故私は保持者にならなかったのかと思ったのです。そんなことを思いつつもライブはそれでも最高で、開演早々、ステージ上には巨大スクリーンが張られそこに映っているのはSiriにhave a nice dayと訪ねているスマホ画面だ。have a nice day「今日が最高の日になりますように」。ハバナイを聴かせて。「聞き取れません」ハバナイを聴かせて。「西野カナですか?」ハバナイを聴かせて。「この曲が見つかりました。」と最後に出たのは今回の主役にして知名度では西野カナに1億倍離されているハバナイのアーティスト写真が!あーもう最高じゃんってなった。スクリーンの後ろでシルエット越しに見えるハバナイがこの曲を演奏してライブが始まった。


Have a Nice Day! ハバナイ - LOVE SUPREME (MUSIC VIDEO)

イントロの2周り目でスクリーンがバッと開き彼らの姿を見た時は、カッコよすぎてびっくりしてしまった。あの瞬間を切り取れば世界中で一番カッコよかったんじゃないかな。そこからは、おなじみの曲が次々と演奏され、途中のMCではめっちゃ盛り上がってる(最初に会場のモッシュピットとの温度差を書きましたが、それでも熱気はすごいのだ)のにも関わらず、客席をミジンコの動きと言い放つボーカル浅見さんに萌える私。大森靖子が登場しfantastic dragを披露。


Have a Nice Day!(ハバナイ)「Fantastic Drag feat.大森靖子」

後半にお互いの顔を近距離で見つめあいながら歌う2人を見ていたら「映画だこれ」と思ったよ。そこからストーリーが始まりそうな、そしてそれはとても悲しく美しい話になるはずだ。時間はあっというまに過ぎていく。are you ready、forever young、後さいごにもう一曲やった気がするけど度忘れした。


Have a Nice Day! - フォーエバーヤング @ りんご音楽祭2017

 

ハバナイがとてつもなく有名になるその日を夢見て、8月に出る新譜を待ちながら、いつかとてつもなく大きな場所でハバナイの音楽が聴きたいなと思った夜でした。