銭がなけりゃ

咳がようやく治まってきて、快調だ。時折出て来る痰が煩わしいけど。気を付けるべきは夕方くらいから気温が急激に下がってくるので、昼間の短パン半袖のままダラダラとしているとまたぶり返すこともあるかもしれないということ。このままでもダイジョブだろうなんて持ち前の面倒くさがりを出せば、どうなるかは分かっているけど着替えるのがめちゃくちゃ面倒くさい。予想しうる最悪のケースを想像する力不足か、単に楽観的なのか、どちらにせよ後々後悔することに変わりないのだ。でも何故か、自分は大丈夫だろうという根拠のない自信がある。つい先日、風邪をひいたばかりなのにだ。自分は相当なバカだ。わかってはいたけど、どのくらいのバカさかわからないくらいバカだったのだ。何かに失敗した時、次は気をつけようと予防策を見つけて似たような状況になればそれを実践するのが普通なのだけど、この妙な自信のせいで同じ状況になっても今度は大丈夫だと信じ切っている。ごく平凡、もしくはそれ以下だと評価する自分と宝くじを買ったら当たるだろう、特殊な才能がきっとある、潜在能力高めとか、ふとした拍子に沸き上がる選ばれしもの感(言ってて恥ずかしい)に包まれる自分があって、相反するようでいてこれらは全て現状の悲惨さを物語っていると思う。つらい現実と、こんなのは自分であって自分じゃないという現実逃避が生み出す理想の自分があって、その理想の自分を現実のものにするために、俺は寒い中でも短パン半袖で過ごすのだ。それで風邪をひかなければ選ばれしもの、理想の自分となるわけで、風邪をひいて薬を飲まないのも己のパワーはすごいのだ、風邪だって治せるのさということを実感するためだったのかもしれない。それにしても、思考がガキだ。カギではなくガキ。最近全く聴かなくなった中二病に該当する事案ではないか。ポジティブさが逆に自分の身を危険にさらすなんてこともあるかもしれない。自分で気づいてない才能が眠ってるみたいなことは自惚れであって、たぶん一生気づくこともなく眠り続けるであろうが思っていてもいいじゃんとは思う。ただ、病気にならないであろうなとか事故を起こさないだろうとかそういうポジティブが危険だということには十分気をつけたい。それこそ、風邪をひいて薬を飲まないなんかも大きく言えば命案件かもしれない。

 

お金がないので、出かけることすらできない。食費もぎりぎりで外食なんてのはめっそうもございませんなのである。そんな休日どうやって過ごしたのか振り返ってみた。まず朝の9時起床。平日は7時起きなので贅沢な二度寝もできた。生ごみを出し、「読書について」ショウペンハウエル著を読み始める。ベッドに横になりながら本を読むといつの間にか寝ていた。起きたら12時。お昼である。レトルトの親子丼のルーをご飯にかけ食す。レトルト食品の親子丼に当たりはあるのだろうか?旨みを味わえたことがない。せめてもう少し卵に食感を味わえるくらいのボリュームが欲しい。録画していたサイタマノラッパー~マイクの細道~の10話目を見た。今までの積み重ねてきた経験がいよいよ実を結ぶ・・か?というハラハラさせる展開に思わず身を乗り出す。KEN THE 390、creepy nuts、そしてRhymesterと日本のhip-hopの第一線で活躍するアーティストのキャスティングにおー!と思わず声が出た。なにはともあれ、マイティ―に泣かされた。この10話目のハイライトはもちろんクラブチッタでの実際のライブであるけれど、物語を加速させたのは序盤も序盤、マイティ―の「もう、逃げるのやめようと思って」だと思う。(元極楽鳥のリーダーのhip-hop愛が少し感じられたのも良かった。)全てが吹っ切れたかのように晴れやかなシーン。これを開始2分弱で収める潔さ!あいさつ代わりのフリースタイルで完全に自信を失うメンバーのなかでも、マイティ―は動じない。(スキルの差なんてものは)そんなこと始めからわかってたことだと。マイクリレーの様に仲間を得てまさかのラストワンチャンス。ステージに立つ理由はヒップホップが好きだから。そして、満員のお客さんの中でおそらくSHO-GUNGを知る人はほぼいないであろうという中でのライブ開始。ここからは、ずっと涙が止まらんかった。

 

俺らSHO-GUNG、最後の勝負、仲間とマイク繋げばヒップホップ

誰だってできる、バカだってできる、俺だってできる、ただマイクをつなげ。

 

来週はいよいよ、新曲がぶちかまされる。期待して待つしかないな。

 

ライブといえば、7/1にあらかじめ決められた恋人たちへ、MOROHAの2マンへ行ってきます。友人に誘われて、最近ライブとは縁がなかったのでちょうど好きなアーティスト同士ということもあり、行くことに決めました。場所は忘れた、ということが多い。出演者、日付、曜日、開演時間は大抵覚えているのに場所だけすっぽりと抜ける。どこでライブをするのかということにそもそも興味がないのかな?特別に好きなライブハウスってないかも。小さくてもデカくてもどっちでもいいし、どんな環境かということがそんなに重要でなくどんな場所でも楽しいものは楽しいものだ。調べてみたら新代田FEVERとな。行ったことある気もするしない気もする。morohaのライブは年初に行って以来で、確かブラフマンとの対バンだった。かなり激しめなオーディエンスのノリにアーティストによってここまで感情の表出方法が違うのかと改めて感じた日だった。あら恋はおそらく一昨年のBAYCAMP以来。その時のライブは別のブログへも書いたけどとても素晴らしかった。音の群像に取り囲まれて、まるで自分とあら恋だけしかその場にいない様な感覚を味わってしまった。もちろん他にもたくさんお客さんはいたのだけれど。どちらのアーティストも最近は聴いていなかったので、また改めて聴きなおそう。7月にはもう一つのイベント、ハバナイと大森靖子のライブも控えており(o-east)、こちらも、ものすごく楽しみにしているのだ。最近ホントにライブに行けてなかったので、こうして好きなアーティストのライブが重なることは嬉しいし、その楽しみな気持ちでちょっとした未来への希望が出て来るのもいいことだ。そんなに遠くの未来に希望なんて持っても持続する保証なんてないのだから、近い未来に楽しみを作っておくことは大事だなと素直に思います。

 

明日もお金がないのに変わりはないので、netflixでマイリストに入れておいた映画やらドラマを見て過ごすかな。それくらいしかやることなさげ。お金が入ったら、何をしようかと考えてはいるけど支払い等を差し引いたらとてもじゃないが贅沢できない。しかし、家族みんなで回転ずしへ行くことは決まっている。今一番食べたいものが寿司である。とにかくその日はお金のことは忘れて食いまくるぞ!と大食い警報発令中なのである。みなさんは回転寿司、何皿くらいいくんですかね?僕の場合今までの最高でも15皿くらいで自分は大食いだと思っていたのですが、いろんな人に話を聞くと全然だということに気づいて家族の中では良く食べる方に分類されるということで落ち着きました。好きなすしネタは、赤貝、えんがわ、いか、ホタテ、サーモン、穴子、玉子です。コリコリした食感のものを好んで食べます。苦手なものはネギトロっす。あれ、ぐにゅぐにゅしててまずくないですか?食べれないこともないのですが、最近になって嫌いになってきましたね。回転ずしのネギトロが嫌いというのはあるかも。ネギトロ丼とかは多分おいしくいただけるので。そして、寿司とコーヒーはボーイミーツガールのそれだね。